伸びる会社は月曜が一番楽しい


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ビジネス ブック
開発者 ASSIST CO,LTD
0.99 USD

企業は人なり!
“憂鬱”な月曜の朝を一番楽しい会社の作り方!!

この本は、アメリカの日系企業で発生した人事問題を扱ったものです。なぜ、アメリカの日系企業で起きた人事問題を採り上げるのか それは、同じ問題が日本企業でも生じ得るからです。実際、若者の転職意識の変化や、うまく機能しない成果主義、セクハラ問題やパワハラ問題など、日本企業では人事にまつわるさまざまな問題が発生しています。これは企業間のグローバル競争が否応なく進展する中で、勝ち残るためにはより効率的なシステムを採り入れざるを得ず、それが旧来のシステムとの間で軋轢を生じているからです。著者の奥山さんは十数年間にわたりアメリカで人事問題を取り扱ってきました。この間、アメリカ企業は古い枠組みを大胆に壊し、人を生かすより良いシステムを生み出したのです。日本企業もこの大競争時代を生き抜くためには、同じようなシステムを採り入れざるを得ないでしょう。その時、どんな問題が発生するのか、またそれを解決するにはどうしたらよいかのヒントを豊富な事例とともに提案するのが本書なのです。

序章 会社をもっと「魅力ある会社」に変えよう
第1章 なぜ日本系企業で人事トラブルが多発するのか
〈1〉こんなにある雇用契約書のトラブル
〈2〉「解雇する」のはこれほど難しい
第2章》コンサルタントを活用して人事トラブルを未然に防ぐ
〈1〉日系企業に対する訴訟はこうして起きる
〈2〉人事コンサルタントの賢い活用法とは
第3》アメリカ式マネジメントの「いいところ」採り
〈1〉日本人マネージャーに欠けているもの
〈2〉「仕事ができる・いいボス」になるために
第4章》本当の「成果主義」を機能させて「月曜の朝がいちばん楽しい会社」をつくる」
〈1〉「TGIM」文化を持った魅力的な会社をつくる
〈2〉ボブとレイチェルの給与はこうして決まる!
おわりに
【著者情報】
奥山 由実子(おくやま ゆみこ)
株式会社イマジナ 代表取締役 イマ・コンサルティング パートナー
東京、浅草出身。最大手企業研修専門会社で、企画から営業、マネジメントをこなし、93年同社駐在員としてニューヨークに赴任。同年、パートナーとイマ・コンサルティングを設立。2006年6月、東京にイマジナを設立。米国ビジネス界で十数年にわたって、在米の日系企業に数々の人事管理プロジェクトを提言し、日本企業の独自性を尊重しながらアメリカの人事システムを導入させることに大きな役割を果たしてきた。
米国における新会社設立サポートや人事部アウトソーシングサービス、M&Aサポート、給与サーベイや報酬戦略の立案、異文化研修など、多岐にわたるサービスを提供している。クライアント企業は、自動車、製造、製薬、食品、外食、流通、金融、ITまで幅広く、業界の特性とニーズを理解したコンサルティングにより絶大なる信頼を得ている。日本においては、国際化に向けたグローバルマネジメント研修、ペイ・フォー・パフォーマンス制度の導入を実施している。著書に『アメリカで成功する実践米国人事管理マニュアル』(共著、PHPアメリカ)がある。マスコミ各紙にて人事関連記事を多数掲載中。